意外というか、彼の生の作品集をまとめて見るのは今回が初めてだった気がする。
現代アーティストの雄的な存在の彼だが
日本人として、その土着性を表現することと歴史へのリスペクトはあるんだなと感じた。
彼が提唱した芸術運動「スーパーフラット」のように
何かを批判的に捉えたうえで新しい価値を提案する
それを体現できた人が脚光を浴びる。
これから出てくるアーティストも
過去の批判のうえに新たな概念を提唱することで価値が生まれるんだろうなと改めて思った。
やはり定期的に大きな展覧会は鑑賞して現代文化を身体中に浴びなければならない。
今年の夏、京都に行ったら、寄ってみてもいいかもしれない。
最後のアート購入ギャラリーもまだ半分くらいは残っていた。